| オーラルフレイル予防 （口腔機能低下予防） 食事を楽しみいつまでも元気に かむ機能の維持・改善は栄養摂取や姿勢の維持に関わっています 健康寿命の延伸に重要です |
オーラルフレイルという言葉をお聞きになったことはありますか？ オーラルフレイル（お口の虚弱）とは噛む機能、飲みこむ等の機能の低下を指します。 からだを維持するために必要な栄養摂取するために欠かせない、噛む機能、飲みこむ機能を維持するためにオーラルフレイル予防は重要です。 そのため、介護保険の仕組みや、県・市町村における介護予防重度化防止の取り組みとして、お口の機能（噛む機能）維持の重要性について普及啓発活動が盛んに行われています。 厚生労働省は令和元年に ”高齢者の特性を踏まえた保健事業のガイドライン第2版” において、オーラルフレイルと健康リスクについて示しています。オーラルフレイル（お口の虚弱）とフレイル（虚弱）、サルコペニア（筋肉の減少）、要介護等との関連について、はじめて示されました。 |
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| ［出典］高齢者の特性を踏まえた保健事業のガイドライン第2版より |
定期的なお口機能のチェック 口腔ケアが必要わけとは？ |
| 歯科医院へは”痛くなったら行くところと敬遠される場所でしたが、現在では、歯科治療の方法も変わり、歯周病治療、かぶせ物よる治療、インプラント等が行えるようになったことで、歯の延命処置（咀嚼機能の延命処置）にながり、歯を全部失った総入れ歯のような単純なお口の環境ではなく、むしろ複雑なお口の環境になっています。そのため、健常な方でも定期的な歯科受診による歯・歯ぐきのチェック、かぶせ物や入れ歯のチェック、そして口腔ケアが必要になっています。高齢になるほど口腔ケアが出来ているつもりでも出来なくなり、みがき残しによる歯周病、むし歯が増えます。そのため、定期的な歯科受診はかかせません。しかし、藤沢市健康づくり課の調査では、後期高齢者（75歳以上）が1年間に受診する割合は、医科が90％を超えているのに対して、歯科は50％強にすぎないことがわかりました。 |
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いつからお口の機能を守ればいいの？ |
まず、歯を失わないことが重要です。藤沢市のアンケートをみても、65歳以上の方の28.5％の方が”噛む”ことに問題があると答えています。遅くとも50歳台から定期的な歯科受診が必要です。 |
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親族に高齢者がいる方には、”ちゃんと噛めているの？” と聞いてみてください。 多くの場合高齢者は、”食べている” と答えますが、 ”食べている” と ”噛めている” は違います。 ”丸呑み” していることを ”食べている”と勘違いしています。 ”飲み込める” は、”噛めている”ではありません。 ”噛める口”のチェックしてもらうために歯科受診を促してみて下さい。 また通院が難しい方には、訪問歯科診療も利用頂けます。 |
かめることのメリットは？ |
�ヽ�むことは、脳の刺激になり脳の血流量が増えます。 �⊇淑�な栄養摂取が出来ることと、食べ物の消化吸収を促進します。 ��えん下機能の維持に役立ちます。 �せ兩�維持に役立ちます。 �ゲ搬欧汎韻舷�事が出来ることが楽しみになります。 |
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| お口の機能向上は、フレイルの負のサイクルから 正のサイクルへの変換につながります オーラルフレイル予防は、健康寿命の延伸につながります |